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裏腹の気持ち・・・


本日は東京国際音楽コンクールの審査でした

みなさんそれぞれ頑張って演奏していらっしゃって

「頑張れー」と心の中で応援しつつ聴かせていただきました。

本当は自分なんかが審査員だなんてまだまだ恐れ多いのだけど

コンクールを受ける側から審査する側になって少し発見がありました。

コンクールではどうしても点数をつけなければならないもの。

当然どうしても落とさなきゃいけない人もいるわけで

本当は落としなくないのだけどどうしても低い点数を付けざるを得ない事があります。

反対に自身の好みとか関係なく「これは悪い点数つけられないな」と個人的な見解を挟む余地なく高い点数を付けざるをえない事があります。

(勿論好みで点数をつけているわけではないです!)

でもそんなとき自分の中で何かが引っかかるんです。

時として、

自分がつけた高い点数は自分が気に入ったからつけた

わけでもなく

自分がつけた低い点数は自分が気に入らないからつけた

わけじゃないんです。

頑張って演奏しいていいところも沢山あったけど

どうしても低い点数を付けざるを得なくて

そんな時は「ごめんなさいいいい」と思いながら点を記します。

点数は数字だけで表されるのでそんな思いは一切反映されません 笑


もしかしたらコンクールでうまくいくコツのひとつはそういうところにあるのかもしれませんね。





 
 
 

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